専門業者が実際に行っている工事内容について、写真や図面を交えながらわかりやすく解説します

美しいコーキングができるヘラの使い方

 

コーキングにはきれいに見える太さがあります。場所に合った太さにすることで、違和感なく仕上ります。きれいにコーキングを打つための条件は場所によって異なりますが、それぞれに合ったヘラを選ぶことで、良質なコーキングをすることができます。

 

コーキングの悪い例として、「打ったコーキングが細すぎる」ことがあります。打ってからの期間が経過するにつれて、コーキングは劣化していきます。コーキングに期待する効果として「止水性・防水性」があげられますが、打った時のコーキングが細すぎると時間が経過するにつれて切れてしまいます。

 

このようなことを防ぐために、場所に合ったヘラを使い分けることで、長期間にわたって利用できるコーキングを打つことができます。コーキングヘラには3つの特徴があります。それは、

 

 ・ヘラの大きさ(太さ)
 ・ヘラのカタチ
 ・ヘラの材質

 

です。ここからは、これらの特徴について詳しく解説していきます。

 

隙間の大きさでヘラを使い分ける

コーキング

ヘラを使い分けるはじめのポイントは、ヘラの大きさです。ヘラの大きさとは、「ヘラの太さ」や「ヘラの幅」を指します。

 

右写真には、大きさの違うヘラを並べました。一番左側のヘラが幅の小さなもの、そこから右側にいくにつれて大きくなります。

 

ヘラの大きさは、コーキングをする場所の隙間の大きさによって使い分けます。隙間の大きい場所には大きいヘラを使い、隙間の小さな場所には小さなヘラを使います。

 

隙間の大きな場所をコーキングしたいとき、コーキングのヘラが小さいと、コーキングを打つことができません。逆に、隙間が小さな場所に大きめのコーキングヘラを使おうとしても使いづらく、上手く仕上げることは難しくなります。

 

コーキングに慣れていない人がやりがちなミスに、「使いにくいヘラで作業をしている」ことがあげられます。自分では気が付かなくても、上手く仕上げができない場合には、ヘラの種類を変えることでスムーズにコーキングができるようになります。

 

ヘラのカタチが仕上がり形状を決める

2つめのポイントは、ヘラのカタチです。ヘラのカタチとは、ヘラの先端の形状のことです。ヘラの先端形状には、3つの種類があります。下にこれらを写真付きでまとめています。

 

コーキング

コーキング

 

 ・角型 かくがた (左写真)
 ・丸型 まるがた (中写真)
 ・平型 ひらがた (右写真)

 

コーキングを美しく仕上げるために、ヘラのカタチを使い分けることは重要です。ヘラを上手に使えるか使えないかは、きれいに仕上げられるかどうかの分かれ道となるからです。打つ場所に対して、どのヘラを使うかは「個人のセンス」が大きく問われます。

 

それは、打つ人の持っているイメージがコーキングのカタチとして表れるからです。そのイメージをカタチにする大きな要素がヘラの形状です。場所によって適切なヘラを選ぶことができれば、コーキングの成功に近づくことができるでしょう。

 

コーキングを打ちやすくするヘラの材質選び

3つ目のポイントとなるのが、ヘラの材質です。ここは、コーキングをするときに見落とされがちなところです。コーキングのヘラには大きく分けて、「硬質タイプ」と「軟質タイプ」の2種類があります。ヘラの材質を使い分けることで、コーキングを打ちやすくなります。

 

コーキング

コーキング

 

 ・ステンレスヘラ 硬質タイプ(左写真)
 ・プラスチックヘラ 硬質タイプ(中写真)
 ・スポンジヘラ 軟質タイプ(右写真)

 

写真の左側がステンレスヘラ、中にあるのがプラスチックヘラです。この2つが硬質タイプのヘラです。このヘラは「比較的安価であり、買ってすぐ使える」というメリットがあります。ただ、材質が硬く、へらの柔軟性がききにくいので、コーキングを切る作業が難しいです。

 

反対に、コーキングを切るという作業を行いやすいのがスポンジヘラです。このヘラは頭の部分がホームセンターで販売されています。頭の部分を買ってきたら、割り箸などを利用して持ち手をつくります。こうしてつくる自作のヘラがスポンジヘラです。

 

スポンジヘラの特徴は、「材質がやわらかいので、コーキングを切る位置を自由に決められる」ことです。柔軟性がききやすいのがスポンジヘラの良い所です。ヘラの特徴を使い分けて、長持ちするコーキングを上手に行いましょう。

 


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