専門業者が実際に行っている工事内容について、写真や図面を交えながらわかりやすく解説します

流し台をしっかりと固定する方法

 

生活の機能として流し台が働くことで、わたしたちの生活は保たれています。流し台は水廻りの中心となる場所であり、ビスがしっかりと留まっていなければ長期間にわたり使えません。ビスを打つことで、流し台を壁に固定できます。

 

壁と流し台を固定している断面図が下にあります。図中番号@の下地とAの内側の壁によって、流し台は構成されています。左側に描かれている壁のベニヤ板(グレー)に対して、右側の@流し台下地(黄色)をビスで留めるとしっかりした固定になります。

 

流し台

 

流し台をしっかりと固定する手順

 

ここからは、流し台をしっかりと固定する手順について解説します。

 

1、準備

ここで使用する道具と材料を、以下にまとめました。

 

 ・流し台:設置する流し台を用意
 ・ベニヤ板:流し台の固定用にあらかじめ設置
 ・充電ドライバー:流し台の固定に使用
 ・ビス:流し台の固定に使用

 

流し台を固定する道具の写真が下に2枚あります。左写真が、流し台の固定に使う「ビス」です。ビスとは、造作物の製作や固定に使われる道具です。写真右側の「充電ドライバー」を使って壁の下地にビスを留めることで、流し台を固定できます。

 

流し台

流し台

 

 ・固定に使用するビス(左写真)
 ・ビスを止める充電ドライバー(右写真)

 

2、流し台を固定するベニヤ板の設置

はじめに、流し台の固定用の下地を設置します(下写真)。

 

流し台

 

 ・下地を設置する前の様子(左写真)
 ・下地を設置している様子(中写真)
 ・下地を設置した後の様子(右写真)

 

流し台を設置する前に、壁にベニヤ板を設置しておきます。ベニヤ板を設置しないで流し台を固定した場合、ビスを打てる場所が限られるので取り付けの強度が弱まります。ベニヤ板を設置することでビス留めの自由度が増して、流し台の取り付けがスムーズになります。

 

3、流し台の固定位置を調整する

ベニヤ板を設置したら、流し台を固定する位置の調整をします(下写真)。

 

流し台

 

 ・流し台左側の隙間を調整(左写真)
 ・流し台右側の隙間を調整(中写真)
 ・位置を調整し終えた流し台の様子(右写真)

 

壁にベニヤ板を設置したら、流し台を仮置き(かりおき)して左右の隙間を調整します。仮置きとは、取り付けしたときのイメージをつくるために、流し台をひとまず置いておくことです。仮置き時点では、流し台は固定されていません。仮置きをしながら固定位置を調整することで、流し台の左右にある隙間を均等にできます。

 

4、ビスを打って流し台を固定する

流し台の位置を調整したら、ビスを打って固定します(下写真)。

 

流し台

 

 ・充電ドライバー先端にビスをつけた様子(左写真)
 ・充電ドライバーでビスを固定している様子(中写真)
 ・ビスを固定した様子(右写真)

 

ビス留めをする前に、流し台裏側の下地位置をあらかじめ確認しておきます。冒頭で説明したように、流し台の下地と壁の下地をビスで留めなければ、しっかりとした固定ができません。流し台と壁の下地を1本のビスで繋ぎ合わせるようにすることで、グラつかない取り付けになります。

 

今回使用するビスの長さは40mmです。この長さを選んだ理由は、流し台の下地と内部の壁を貫通させたときに、壁のベニヤ板まで取り付けできるからです。流し台をビスで留めるには、充電ドライバーの先端にビスを取り付けます(左写真)。そして、流し台の内部から壁に向かってビスを留めます(中写真赤丸)。

 

5、流し台の固定が完了

ビスを留めたら、流し台の固定は完了です(下写真)。

 

流し台
 ・ビスを固定し終えた様子

 

赤丸部分がビスを留めた様子です。ビスを全体に対してバランス良く留めることで、流し台は安定します。これにより、水漏れなどの症状を抑制でき、給水管や排水管にかかる負担を和らげます。普段は目に付かないビスの機能によって、流し台周りのメンテナンスは少なくなります。

 


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