専門業者が実際に行っている工事内容について、写真や図面を交えながらわかりやすく解説します

キッチンで活躍するステンレスシートを壁に貼る方法

 

ステンレスシートはキッチンの壁や天井に使われる建材であり、ステンレスを0.1ミリに加工したシートです。ステンレスシートには、火や油などの汚れに強いという特徴があります。壁や天井にステンレスシートを利用することで、キッチンを清潔に保ちやすくなります。

 

ステンレスシートは薄くて加工がしやすい素材ですが、雑に取り付けをしてしまうと板にキズやへこみが残ってしまいます。これを防ぐために、ステンレスシートは丁寧に貼ることが大切です。

 

下の写真が、今回使うステンレスシートです。壁に合う必要なサイズにカットしたら、ステンレスシート貼りを開始します。

 

ステンレスシート

 

ステンレスシートを壁に貼る手順

 

ここから、ステンレスシートを壁に貼る手順について解説します。

 

1、準備

ここで使用する材料と工具を、以下にまとめました。

 

 ・ステンレスシート:必要なサイズを用意
 ・両面テープ:ステンレスシートの貼りつけに使用
 ・カッター:両面テープの切断に使用
 ・接着剤:コーキング材を使用
 ・ヘラ:接着剤の塗布に使用
 ・軍手:取り付け時に使用

 

2、ステンレスシートに両面テープを貼る

はじめに、ステンレスシートに両面テープを貼ります(下写真)。

 

ステンレスシート

 

 ・ステンレスシートに両面テープを貼る様子(左写真)
 ・両面テープを切る様子(中写真)
 ・両面テープを貼り終えた全体図(右写真)

 

両面テープはステンレスシートの裏面に貼ります。このテープはシート本体に付録されていたものです。両面テープはシートの端から2〜3ミリをあけて貼るようにします(左写真)。テープの切断にはカッターを使います。これにより、テープとテープの距離を小さくして接着力を向上させます。

 

ステンレスシートに押し付けながら両面テープを貼り、粘着力を高めることが大切です。ただ、ステンレスシートの端部は手を切りやすいので注意が必要です。軍手などの手袋をすることで、怪我を防げます。

 

3、接着剤をつける

両面テープを貼ったら、接着剤をつけます(下写真)。

 

ステンレスシート

 

 ・接着剤をつける前(左写真)
 ・接着剤をつけている様子(中写真)
 ・接着剤をつけ終えた全体図(右写真)

 

両面テープのシールは、接着剤をつける前にはがしておきます(左写真)。接着剤をつけた後だと、テープをはがしにくいからです。先にシールをはがすことで、作業の効率を高められます。

 

接着剤は両面テープの間につけていきます(中写真)。テープの間は約20cmです。ここにラインを描くように接着剤をつけていきます。右の写真は、接着剤をつけ終えた後の様子です。両面テープと接着剤を併用することで、強度のある取り付けができます。

 

接着剤として用いるのは、コーキング材です。コーキングは建物の防水性や気密性を高めるための材料であり、接着効果があります。コーキングには粘性があって厚みが出せるので、ステンレスシートを取り付けやすいです。

 

4、へらで接着剤の山を低くする

接着剤をつけた後は、へらで山を平らにします(下写真)。

 

ステンレスシート

 

 ・ヘラで接着剤の山をならす前(左写真)
 ・ヘラで接着剤の山をならした後(右写真)

 

ステンレスシートにつけたコーキングは厚みがあります。この状態で壁に貼り付けると、コーキングの山がシートの表面に出てしまいます。これを防ぐために、コーキングの山をヘラで平らにします(左写真)。このときの様子が、右の写真です。

 

5、貼りつけて完了

貼り付けをし終えたら、作業は完了です(下写真)。

 

ステンレスシート

 

ステンレスシートを貼るとき、隅の部分を先に固定し、その後に全体を貼っていくとステンレスシートと壁の隙間を無くしてきれいになります。取り付け時にステンレスシートを素手(すで)で貼ると、手の油でシートが汚れます。このため、取り付け時に軍手を着用することで、仕上がりの品質を高められます。

 

ステンレスシートは、火や油汚れに強い材料です。ステンレスシートを壁や天井に貼ることで、キッチンの劣化を防げます。ステンレスシートは安価であり、簡単な道具で取り付けできます。この工事をすることで、清潔なキッチンを手に入れましょう。

 


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