専門業者が実際に行っている工事内容について、写真や図面を交えながらわかりやすく解説します

カッターの刃を安全に交換する方法

 

カッターは物を切ったり削ったりする道具であり、カッターナイフの略です。リフォームなどの工事のほかにも、生活の中でさまざまなシーンに使われるカッターは便利な道具です。しかし、カッターは扱い方を誤ると怪我をしやすい道具でもあります。

 

カッターを扱う上で怪我をしやすい作業の1つに、「カッターの刃を交換する」ことがあります。カッターを使っていくと錆びたり、先が丸くなったりするので、使用状況に合わせて刃を交換していく必要があります。

 

下の写真は、今回刃の交換をするカッターです。このカッターにはストッパーが付いています(写真赤丸)。このタイプのカッターは工事によく用いられるものの1つです。ストッパー付きのカッターの刃を交換する方法を知ることで、怪我を防止して安全な作業ができます。

 

カッター
 ・刃を交換する前のカッター

 

カッターの刃を安全に交換する手順

 

ここからは、カッターの刃を安全に交換する手順について解説します。

 

1、準備

ここで使用する道具と材料を、以下にまとめました。

 

 ・カッター本体:ストッパー付きのカッターを用意
 ・カッターの刃:交換用の刃を用意
 ・手袋(軍手):厚みのあるものを使用

 

2、厚手の手袋をして、古い刃を取り外す

はじめに、手袋をして古いカッターの刃を取り外します(下写真)。

 

カッター

 

 ・刃を取り外す前のカッター(左写真)
 ・刃を取り外した後のカッター(右写真)

 

用意した手袋は「軍手(ぐんて)」です。軍手はホームセンターや100円ショップなどに置かれているので、手に入れやすい道具です。軍手は厚みがあって作業性が高く、安価であるため工事に用いられやすい手袋です。軍手を用いることで、カッターの刃から手や指先を保護できます。

 

軍手を着用したあと、カッターのストッパー(左写真赤丸)を反時計回りに回転させてストッパーを引き抜くと、刃を外せます。右写真は、カッターの本体から刃を取り外した様子です。

 

3、容器から刃を出す

古い刃を外したら、新しい刃の準備をします(下写真)。

 

カッター

 

 ・刃の容器(左写真)
 ・容器を開けた様子(中写真)
 ・使用する刃を取り出す様子(右写真)

 

刃の取り出しは右写真の赤丸部分のように、容器から1枚を引っ張ります。ここでの注意点は、「刃をスライドさせたときが怪我をしやすい」ことです。中で錆びないように、容器内の刃には油がついています。油で刃と刃がくっついているので、1本を取り出そうとしても取り出しづらいです。

 

力を入れて容器内の刃を取り出そうとすると、引っ張った勢いで指や手を切りやすいです。そのため、「ゆっくりと左右に刃を振り、密着した油を滑らせるようにする」と容器の中から刃を取り出しやすくなります。

 

4、新しい刃を入れる

刃を取り出したら、カッターにセットします(下写真)。

 

カッター

 

 ・容器から取り出したカッターの刃(左写真)
 ・ストッパーに刃を装着(中写真)
 ・本体に刃を装着する前の全体の様子(右写真)

 

左写真のように、軍手を着用することで刃を安全に取り出せます。取り出した刃は、ストッパーの山(中写真の赤丸部分)に引っかけます。これにより、カッターの本体に刃を入れる準備ができました。

 

5、カッターを元に戻して完了

新しい刃を山に引っかけたら、ストッパーを元に戻して完了です(下写真)。

 

カッター
 ・新しい刃を入れたカッター

 

刃を本体に装着するときは、取り外した手順を逆に行うことで元に戻すことができます。上の写真は、新しい刃をカッターの本体に入れたときの様子です。

 

使用する手袋の中でも、ビニール系の手袋はおすすめしません。それは、ビニール系の手袋はカッターの先端で切れやすいからです。カッターの刃は端部で手を切りやすいので、軍手などの綿系の手袋をすることで怪我を防止する効果を高められます。

 

安全にカッターの刃を交換して、作業性の高い工事を行いましょう。

 


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